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子育ての中で頭を悩ませているのが子供のイヤイヤ期です。可愛いはずのわが子が可愛く思えないと悩んでしまうママさんも多いのではないでしょうか。
そんなイヤイヤ期をどう乗り越えたらいいのか具体的な解決法をいくつかご紹介します。
とっても簡単なことばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
目次
子供のイヤイヤ期の原因と時期
イヤイヤ期の原因と時期について詳しくみていきましょう。イヤイヤ期には大きく分けて2つの段階があります。
6か月~1歳【感情・味覚の芽生え】
生後6か月から1歳に掛けて起こるのが最初のイヤイヤ期です。
例えば、これまでは離乳食でも何でも好き嫌いなく食べてくれたのに突然、ペッと吐き出したり抱っこをせがむようになったりします。
これは、感情や味覚が芽生え始めた証拠なのです。色々なことに興味を持つようになり「これは何だろう」「どんな味だろう」と好奇心旺盛なこの時期は、自分の思い通りにいかないと大泣きをしたり癇癪を起したりします。
2歳~3歳【魔の2歳】
そして2歳~3歳に掛けて来るのが「魔の2歳」とも呼ばれるイヤイヤ期です。
何をするのも「イヤ」「イヤ」と言ってママやパパを困らせてしまうのです。さらには、自分の思い通りにならないと大泣きをして地べたに寝そべって抵抗をしたりします。
この時期のイヤイヤは、自己主張の現れなのです。
実際に、息子も2歳半~3歳に掛けてのイヤイヤ期がとても酷く出かけるものストレスに思える時期がありました。
「ダメでしょ!」と大きな声で怒ると周りから「虐待をしているのでは?」という目線を感じてしまいなかなか怒ることもできない日々だったのを覚えています。
本当に、辛い時期だと言えますね。
【実証済み】子供のイヤイヤ期の対処法
実際に私が試したイヤイヤ期の対処法を4つご紹介します。
どの方法もとても簡単ですので、子供のイヤイヤでストレスを感じているママさんに試してみて欲しいと思います。
意識を別のことに向ける
イヤイヤと子供が主張している時は、パニック状態になっていることが多いものです。
ですから子供の意識を別のことに向けてあげると落ち着くことがあります。
息子が何がイヤイヤと駄々をこえた時は、わざと「晩御飯何が食べたい?」など全く別のことを聞きます。すると、一瞬別のことを考えるので気持ちのスイッチが切り替わるというわけです。
ダメな基準を明確にする
ママやパパの側のルールが曖昧だと子供が混乱してしまうので、ダメな基準は明確にしておきましょう。
例えば、スーパーに買い物を行った際もおやつは1個だけと決めたのであれば、いかなる場合でも1個しか買い与えないようにします。「今日だけは特別だよ」と2個買い当ててしまうと「こないだは2個買ってくれたのに…」と思って駄々をこねる原因になってしまうからです。
我が家では、子供のルールは見える化して紙に書いて守らせるようにしています。
ある程度自由にさせてみる
2歳からのイヤイヤ期では、子供の自立心を養うためにある程度子供の好きにさせてみましょう。
息子が、夏なのに長袖のシャツを着たがって言うことを聞かない時がありました。そんな時は「じゃあ、長袖着てみようか」と一度は長袖シャツを着せます。すぐに暑くて脱ぎたいと言った時に半袖シャツに着替えさせるようにしていました。
そうすることで夏は暑いから半袖シャツを着るものだと理解するようになったのです。
危険なこと以外はある程度子供の自由にさせてみることもおすすめですよ。
笑顔で接する
子供のイヤイヤ期では、なかなか笑顔で接することも難しいものです。私も鬼のように眉間にはいつもシワが寄ってしまっていました。
しかし、ママやパパがいつも怖い顔をしていると子供もなかなか素直になれないものです。
できるだけ笑顔で言葉で説得するようにしましょう。
先輩ママからのワンポイントアドバイス
イヤイヤ期を乗り越えるためのワンポイントアドバイスとして、イヤイヤ期は大切な成長過程でいずれは落ち着くということを理解しておきましょう。
私もひどい息子のイヤイヤ期に悩まされ一時は出掛けることすらストレスに感じていました。しかし、今となっては良い思い出と思えます。
ストレスに感じるのは、それだけ子供と向きかって真面目に子育てをしている証拠なのです。ですから、決して自分を責めたりしないでください。必ず、イヤイヤ期は落ち着きます。
イヤイヤ期をむしろ楽しむようにすると案外気持ちが楽になりますよ。
まとめ
子育てでイヤイヤ期で悩まされるママさんは少なくなりません。そんな時の具体的な解決法を4つご紹介しました。
「意識を別のことに向ける」「ダメな基準を明確にする」「ある程度自由にさせてみる」「笑顔で接する」です。
イヤイヤ期は子供にとって大切な成長過程です。
必ず落ち着きますので、今は楽しむ気持ちで受け止めるとストレスの軽減になりますよ。